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2026/07/06

最近の夏は”災害級の暑さ”と言われています。
ニュースでは「今年も記録的な暑さです」といったフレーズをよく聞きますよね。
真夏の直射日光を浴びた家がサウナのように暑くなり、常にクーラーが手放せない家庭も多いのではないでしょうか。
これからは間取りやデザインと同じように、涼しい家づくりも必要です。
今回は家の中が暑くなる原因と涼しい家づくりのポイントを紹介します。

気象庁によると2025年の日本の平均気温は、過去30年(1991年〜2020年)の平均気温よりも+1.23℃上昇しており、今後も上昇すると見込まれています。参考:気象庁 | 日本の年平均気温
最高気温が40℃を超える日や、夜間も25℃以上になる「熱帯夜」の日数が増えています。
夏でも快適に過ごせるように、家の暑さ対策が大切です。
愛知県東三河と静岡県西部エリアは当社が主に施工を行っているエリアです。
どちらのエリアでも夏の暑さ対策は欠かせない気候となっております。
愛知県の東三河エリアの夏の特徴は”高温多湿”と”雨量”です。
豊橋市がある南部や豊川市がある南東部の一部は、太平洋からの湿った空気の影響を受けやすく、降水量が多い傾向にあります。
台風が接近・通過する際には、大雨になることが多い土地です。
静岡県西部の夏の気候は”温暖”と”強風”が特徴です。
浜松市の沿岸部は、高温多湿になりやすいものの、海風の影響で内陸部ほど極端な暑さにはなりにくいです。
佐久間や天竜などの山間部の一部では、県内で最高気温を記録することもあります。
山からの吹きおろしの風が強い特徴もあります。
参考:静岡県の気象特性

暑い夏でも“家の中は安全”といったイメージをもつ人も多いと思います。
ただ、熱中症の発生場所で一番多いのが住居です。
参考:令和6年(5月~9月)の熱中症による救急搬送状況/総務省消防庁
なぜ家の中は暑くなってしまうのでしょうか。
ここでは家の中が暑くなる主な原因について紹介します。
外の熱が室内に伝わって室内が暑くなります。
夏の強い日差しを直接浴びた屋根や外壁の表面温度は70℃近くなることもあります。
日中に温められた屋根や外壁の熱がじわじわと伝わって室内が暑くなるのです。
夜涼しくなったとしても2階に上がると暑い、といった経験をされた方もいるのではないでしょうか。
とくに屋根は一日を通して直射日光を浴びるため、屋根裏や2階が暑くなりやすいのです。
外の熱が室内に伝わりやすい状態は、部屋を暑くする原因の一つです。
断熱性は、外と室内の熱が移動するのを遮って、外の温度が部屋の中に伝わりにくくする性能をさします。
断熱性能が高い家であれば、外の熱が入り込むのを抑えながらも、冷房で冷やした空気を室内にとどめておけます。
断熱性と同じくらいに大切なのが次に説明する”気密性”です。
すき間から外の熱が入り込みやすい気密性の低さも部屋を暑くする原因です。
気密性は家のすき間をなくして外気が入り込むのを防ぐ性能です。
建物のすき間から断熱材にも熱が伝わると、室内が暑くなります。
性能の良い断熱材を使っていたとしても十分な効果が得られません。
断熱材と気密性をセットで考えることが大切です。
空気の循環が悪い部屋では「冷房をつけているのに暑く感じる」状態になりやすいです。
室内の空気が循環していないと、冷房をつけていても冷たい風が足元に溜まって、天井付近には熱がこもります。
家具の配置や風が通りやすい間取りなどで対策します。
サーキュレーターなどで空気を循環させるのも効果的です。
解放感のある大きな窓は、夏の季節には室温の上昇の原因となります。
直射日光を遮るものがなく、そのまま部屋に入ってくるからです。
下記の方法で外の熱気を入れないようにしましょう。
光がたっぷり差し込んで気持ちが良い大きな窓。快適に過ごすためにも暑さ対策を忘れずにしましょう。

次に酷暑の夏でも快適に過ごすための5つの工夫を紹介します。
性能が高い断熱材を使用することで「夏は涼しく、冬は暖かい」を実現できます。
性能によって、外の暑さをどれだけシャットアウトできるかが変わるからです。
断熱材は素材や施工方法の違いで性能に大きな差があります。
性能だけではなく構造や予算、ほかの機能などによって選ぶ断熱材は変わるため、事前に確認しましょう。
気密性を高めることで冷房で冷やされた空気が外に逃げないようになります。
気密性を高めるポイントは家の中のすき間を無くすことです。
大きな窓にすき間ができやすい”スライド窓”を採用すると、熱が入り込みやすくなります。
建築途中や完成後に、気密性を図る「気密測定」を行っている施工会社もあります。
空気が循環しやすい間取りにすれば、効率よく冷房が効きます。
シーリングファンは上昇した温かい空気をかき混ぜることで、室温のムラを軽減できます。
風の通り道を意識した窓の配置や間取りによって自然の風を取り込めば、冷房に頼りすぎない暮らしにもつながります。
家の中が暑くなる原因は太陽光の熱が室内に入ることです。
太陽光の熱をなるべく室内に入れない工夫で暑さを軽減できます。
遮熱シートや緑のカーテン、熱線反射ガラスや熱線吸収ガラスを使って太陽光に直接当たらないようにします。
『熱線反射ガラス』は特殊な膜で覆われたガラスで太陽光を反射させ、熱の通過率を引き下げる効果があります。
『熱線吸収ガラス』は、原材料に金属成分を配合した太陽光の熱を吸収する特殊なガラスです。
湿度が高いと同じ気温でも暑く感じやすくなります。
湿度を一定に保つコツは”空気の循環”と”換気”です。
換気システムや除湿機、エアコンの除湿機能などで適切な湿度をキープします。
とくに高温多湿のエリアでは、室内の湿度を一定に保つことが快適さのポイントです。
酷暑が続く夏でも涼しく過ごすための工夫について紹介しました。
夏でも涼しい家づくりをするためには”断熱性”と”気密性”が欠かせません。
空気の循環を良くするための間取りも大切です。
涼しい家をめざすせば、冬は暖かい家になります。外の冷気が家の中に入らず、暖かい空気が外に逃げないためです。
涼しい家づくりは個人でできるものから、断熱材や気密性を高める施工を専門業者に依頼する対策まで、さまざまな方法があります。
これから家を建てようとされている方は、デザインや間取りと同じように涼しい家づくりについても検討してみてください。
当社Tu・Cu・Ruは愛知東三河、静岡西部での家づくりを行っている工務店です。
地方工務店だからこそできる地域の気候に合わせた家づくり。
愛知・静岡県で家づくりを検討されている方はお気軽に当社へお問い合わせください。
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