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2025/11/26

両親が苦労して建てて、自分も育った実家を売却するのは名残惜しいと感じるのは自然なことです。しかし、誰も住んでいない空き家は劣化が進むのが早く、さまざまなリスクを抱えることにもなります。
この記事では、実家を売却するのがつらい・寂しいと感じる理由、つらさを和らげる方法、実家を所有し続けるリスクを紹介します。実家の思い出を心に残しながら、空き家を所有するリスクから解放されましょう。
実家を手放すのがどうしてもつらい人は『空き家活用』もひとつの選択肢です。リノベーションして活用できれば、思い出はそのままに、実家が新しい価値を創造する家に生まれ変わります。

ここでは実家を手放すのがつらい、寂しいと感じる理由を紹介します。
幼いころの両親との思い出がつまった実家を手放すのはつらくて当然です。
その家に住んでいた人にしかわからない思い出がつまった実家。好きなものを手放さなければいけない状況に心理的なストレスを感じる人もいます。
両親が長年の苦労と努力を重ねて築いた実家を手放すことに罪悪感を覚える人もいます。両親が懸命に働き、何十年ものローンを組んでやっとの思いで購入した実家。実家が自分の手から離れることで、両親に対して「申し訳ない」と感じます。
実家を手放すと、両親との思い出も無くなりそうな気がしてつらい人もいます。売却すると、買主が実家を解体したり、リフォームしたりするからです。姿を変えた実家を見て寂しくなるのは当然の心理です。

実家を手放すつらさや寂しさは、次の方法で和らげることができます。
実家での思い出は写真や動画に残しましょう。実家を手放すつらさや寂しさが軽減できるからです。
実家を手放したとしても写真や動画に残すと、いつでも振り返ることができます。
思い入れのあるものは、すぐには捨てずにとっておくのがおすすめです。寂しさやつらさを感じたときに思い出の品が心の支えになってくれるはずです。
焦って処分する必要はありません。自宅へ持ち帰り、時間をかけて「いる」「いらない」を判断しましょう。
空き家を所有するためのコストを洗い出しましょう。空き家を所有するのが最善の選択なのか判断できます。
<空き家を所有するためにかかるコスト>
所有や売却だけではなく『活用』もひとつの選択肢です。これまでコストをかけて所有してきた実家を『収益を生む家』に生まれ変わらせることができます。

売却するのがつらい、寂しいからといって空き家となった実家を放置するのはおすすめできません。人が住まない空き家はリスクが大きいからです。
<空き家を放置するリスク>
空き家は老朽化や自然災害によって損壊・倒壊するリスクがあります。人の管理が行き届いていない空き家は劣化スピードが速いからです。
倒壊して通行人や隣家の住人に危害を加えれば、賠償請求される可能性もあります。損傷個所の補修や換気、清掃など定期的な管理が必要です。
雑草やゴミの不法投棄による景観悪化も空き家リスクのひとつです。景観悪化は、近隣住民からのクレームなどトラブルのもとだからです。
特に夏場は雑草が伸びるスピードが速く、1ヶ月ほどで人の背丈くらいになることもあります。家電などの粗大ゴミが不法投棄されれば、処分費を負担しなければなりません。定期的な除草で人の手が入っていることを知らせ、ゴミを捨てさせないようにしましょう。
実家を放置すると、犯罪に利用されるリスクが高まります。人の管理が行き届いてないとわかると、犯罪者は不法侵入しやすいからです。
両親の思い出の品が盗難されたり、不法占拠されて実家が荒らされないためにも対策が必要です。周りから見て「人が管理している」とわかるよう実家の敷地内をキレイに保ちましょう。
害虫や害獣によって不衛生な環境になると、近隣住民からクレームが来たり、事故が発生したりします。たとえば、シロアリは暗く湿った場所が好みで、換気されていない空き家の基礎部分や床下から侵入します。特に木造建築は、湿気がたまりやすく、シロアリにとって絶好の環境です。
シロアリが建物の木材を食い荒らすことで、最悪の場合、倒壊する危険もあります。第三者にも危害を与えかねない害虫や害獣のリスクを把握しましょう。
空き家を放置すると、第三者への賠償責任が発生するリスクがあります。物件の管理不備が原因で起きた事故については、所有者に責任があるからです。たとえば、屋根瓦が外れそうにもかかわらず放置していたケース。通行人に瓦が当たってケガをさせてしまうと、管理不備で責任を問われるケースがあります。

決心して実家を売却しても後悔する人もいます。実家の売却で後悔しやすいポイントを把握しておきましょう。
<実家の売却で後悔しやすいポイント>
相場よりも安い金額でしか売れないと「もっと高く売れると思っていたのに」と後悔しやすいです。売却を焦っていたり、市場価格を把握していなかったりするのが原因です。しかし、空き家の売買価格は築年数や立地など、所有者の対策でアップできるものではありません。
思い入れのある実家を低価格で売却するのはつらいです。低価格で売却するのではなく、実家に新たな価値を付加して活用するのもひとつの手段です。
空き家を売却すると次のような税金がかかります。
|
譲渡所得に対する税金(所得税・住民税・復興特別所得税) |
土地や建物を引き渡した際の所得にかかる税金 |
|---|---|
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印紙税 |
売買契約書に貼る印紙代金 |
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登録免許税 |
所有者を変更する際にかかる税金 |
売却したにもかかわらず手元に残るのは少しだけなんてことも。事前にどのくらい税金がかかるのか把握してから売却するのか判断するのでも遅くありません。
空き家の売却活動に苦労するのも後悔しやすいポイントです。
などやるべきことは多岐にわたります。いくら頑張っても買主が見つからないと、売却自体がストレスになりかねません。
売却すると思い出がつまった実家が姿を変えます。購入された実家はリフォームされたり、取り壊されたりするケースも少なくありません。愛着のある実家が姿を変えるのを目の当たりにする心理的な負担は大きいものです。姿を変えた実家を見て「やっぱり売却しなければ良かった」と後悔する人もいます。

実家を手放すのは、両親への罪悪感や思い出が消える喪失感などからつらさや寂しさを感じやすいです。ただし、空き家のまま放置するのは、リスクが大きいのでおすすめできません。実家を所有するコストを洗い出すと「所有」と「売却」どちらが最善の選択なのかわかります。
「やっぱり手放すのはつらい」と思われる人は、空き家活用を検討してみましょう。リノベーションして貸し出したり、シェアオフィスとして利用したりと、活用方法はさまざまです。思い出のある実家が『収益化をめざせる家』へと生まれ変わります。ぜひ、空き家活用のアイディアを紹介した記事も参考にしてみてください。
Tu・Cu・Ruでは、空き家活用のトータルサポートを実施しています。
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